Mountain Challenge #03

HIKE & PADDLE
「湖面に浮かぶ二艇、裏磐梯をふたり占め」

三菱のクルマがもつアクティブで力強い性能を、SUVライクな遊びゴコロあるルックスで表現したハイパフォーマンス軽SUV、eKクロス。軽自動車とは思えない、ストレスを感じさせない高速走行性と峠道でもグイグイ登る頼もしい足腰が、長距離ドライブを快適に楽しませてくれる。「Mountain Challenge」ではそんな頼れる相棒と共に、登⼭プラスαのアクティビティに挑戦していく。今回のテーマは「HIKE&PADDLE」。アクティビティが大好きな仲良し女子2人が目指したのは、自然豊かな景勝地として人気のある福島県の裏磐梯。チャレンジのメインイベントとなるパックラフティングを堪能するため、今回は桧原湖畔のトレーラーハウスをベースキャンプに選んだ。まだ初めたばかりのパックラフト(※1)を波立つ湖面でうまく操れるのだろうか。早速、そのアウトドア女子旅の様子を覗いてみよう。

(※1)パックラフト: 空気で膨らませて使用する、簡単に持ち運びができる軽量な”ラフト(いかだ)”。もともとはアラスカの原野などを旅するために開発されたもので、当時は川や湖を移動するために使用されていた。最近ではレジャー目的での用途が拡大しホワイトウォーター(急流下り)などもこなせる製品スペックへと進化を遂げている。

  eKクロス

「コレが軽?」と思ってしまう、頼れるカワイイ相棒eKクロス

「目的地に着くまでに疲れるからなぁ〜」と何となく避けてきた長距離の旅行も、eKクロスに乗ってからは率先してクルマを出すようになった。マイパイロット(MI-PILOT)を起動させれば、前のクルマとの距離をキープし、白線を検知して車線中央を走る手助けをしてくれたりと、渋滞やロングドライブのストレスや疲れを大幅に軽減してくれる。さらに、歩行者との衝突回避サポートや、ペダルの踏み間違い防止を支援してくれるのが心強い(※2)。周囲の安全には気を使っていても見えにくい場所もあるし、うっかりミスをしそうなときも。そんな時、”eKクロスの目”でも見てくれていて、イロイロと教えてくれるのはとてもありがたい。あと、お気に入りは、クルマの周囲の状況を映し出してくれるルームミラー。荷物をたくさん積んでいて後方が見にくい時(*3)や、林道の狭い場所にクルマを寄せたいとき(*4)に、「コレは助かる!」といつも思う。

(*2)国が推奨する新しい自動車安全コンセプト「サポカーSワイド」
(*3)車両後方にあるカメラの映像を映し出す「デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター表示機能付)」」
(*4)運転席からでは視認しにくい周囲の状況を映し出す「マルチラウンドモニター」

見開き角が広く、運転席からの視界がとびきり広いフロントウィンドウは、爽快感と安心感を与えてくれる。さらに見切りのいいボンネット形状で車両感覚もつかみやすく、狭い路地、林道、駐車場でも安心して運転することができる

クルマが運転をアシストしてくれる新機能、高速道路 同一車線運転支援技術「マイパイロット(MI-PILOT)」は、前のクルマとの距離をキープしたり、白線を検知し車線中央を走る手助けしてくれる。単調な「渋滞走行」と長時間の「巡航走行」をサポートし、高速道路でのストレスや疲労を軽減

クルマの後ろに取りつけられた感度の高いカメラと連動し、カメラの映像に切り替えることで、ルームミラーがデジタル画像表示される「デジタルルームミラー(マルチアラウンドモニター表示機能付)」。雨天時や夜間のドライブ、薄暗い立体駐車場など、ルームミラーが見えにくいときや、ラゲッジルームに多くの荷物を積んで視界が遮られるときにもとても便利

スマートフォンのオーディオアプリをステアリングスイッチで操作可能。運転中でもそのときの気分に合わせて車内BGMのボリュームを上げたり、選曲したり、自由自在

交差点などでの低速走行時は軽く少ないハンドル操作で、高速では高精度な制御で速度に応じた安定したハンドリング制御をしてくれる。日々の運転の心地よさをさりげない気遣いでサポートしてくれるのが嬉しい

クルマ×アウトドア女子旅

アウトドア旅でクルマに乗っている時間は意外と長い。早朝出発のときは車内で朝ごはんも食べるし、帰り道に疲れたときは高速のサービスエリアで少し仮眠することもある。電車やバス、タクシーを使って行けるところもあるけど、特に道具が多い野外アクティビティを楽しむときにはクルマ移動の利便性は言うまでもなく、週末の限られた時間を満喫するための行動範囲も飛躍的に広がっていく。今回も旅先で気になるカフェに寄ったり、そこで教えてもらった地元のベーカリーに翌朝用のパンを買いに行ったりと、こんな自由度を楽しめるのはクルマがあるからできること。eKクロスはそんなワガママも文句ひとつ言わずに受け入れてくれる。キュートなカラーリングや憎めない顔つきもお気に入りのポイントで、一緒にいて本当にリラックスできる旅仲間なのだ。

フロントシートは2人で座っても余裕を感じる快適空間、リヤシートも足元を含めて十分なスペースを確保。軽自動車のイメージを覆す、大人4人がどの席でもくつろげる広々とした車内で、リラックスしてドライブが楽しめる。

旅の思い出は旅仲間のeKクロスも一緒に。ルーフとサイドミラーのオレンジのアクセントがお気に入り

森の中にある気になるカフェで寄り道ランチ&スイーツ。お腹が空いていては女子旅は始まらない

桧原湖畔のオートキャンプ場に到着。今日の宿は素敵なトレーラーハウス

トレーラーハウスで夕食をとった後は、珈琲を淹れて翌日のルートを確認しながらリラックス&おしゃべりタイム。アウトドアでの遊びは、ワクワクしながら行う準備の時間も楽しい

パックラフトとパドルを持ってLet’sハイキング

いつもはテントやシュラフを入れて出かけるザックに、パックラフトとパドルをパッキングしてきた。今回は山頂を目指すのではなく、行きは紅葉ハイキングを楽しみ、帰りは湖の上をパックラフトに乗って戻ってくるという冒険を、旅のクライマックスにしているからだ。朝起きると、昨日までの雨は上がっていてひと安心。パックラフトをはじめる頃までには晴れてくれるだろうか。逸る気持ちを抑えて、まずはホットサンドを焼き、コーヒーを淹れてゆったり朝食タイム。食事のためのイロイロな道具を削らなくていいのも、クルマで来れるキャンプのいいところ。こう言った時間もとっても楽しいけど、遊ぶ時間がなくなってしまうのでいざ出発。紅葉する桧原湖畔のトレイルを歩き出すと、雨をたっぷり含みしっとりとした朝の広葉樹林も気持ちよく、今日も朝から話が弾んだ。

湖沼地を縫うようにつけられた探勝路トレイルを抜けて、パックラフトを浮かべる予定のキャンプ場の浜を目指す。色づきはじめた広葉樹に囲まれた朝は気持ちよく、足を踏みだすたびに笑顔がこぼれた。

朝食は地元で人気のベーカリーで買ったパンを使ってホットサンド。珈琲を淹れながら焼き上がりを待つ

外はカリッカリで、中はトマトやチーズを入れてモチモチしっとり。ホットサンドメーカ含め色々な道具やテーブル、チェアを持って来て外ゴハンを楽しめるのもオートキャンプのいいところ

ラゲッジルームとリアシートを使えば、パックラフトやパドルを入れた2人分の大きなザックやライフジャケット、そしてデッキに並べたテーブル、チェアなどを積み込むことができる。使わないかもしれないモノもバサッと積んで出かけられるのもいい

40リットルくらいの容量のザックがあれば、日帰りHIKE&PADDLEの旅道具はすべて収まる。このコンパクトさと軽さで楽しめるのもパックラフトであるからこそ

さあ、パックラフトを膨らませて桧原湖へ

いよいよ、パックラフトを出すときが来た。登山をして高い場所からどこまでも続く風景を見渡すのも癒されるけど、ゆらゆらとカタチがない水面に浮かび、パドルで水面を漕ぐ水の音を聴きながら時間が過ぎていくこの感覚がたまらなくてパックラフトにもハマった。まだ初めたばかりで上手ではないけれど、パドリングをもっと練習して、そのうちに川下りデビューするのが今の目標。ここまで運んで来たパックラフトをザックから取り出し、膨らませばすぐに漕ぎ出せる手軽さがうれしい。準備時間はなんと10分くらい。水面を進みながら感じる山・森の景色や風は、高層ビルに囲まれて日々を過ごす自分にとっては全てが非日常。こうやって自然の中で水に浮きながら頭を空っぽにしていると、なんだか不思議と日常の色々なコトがリセットされていくのが最近分かって来た。

脚を使って進んだ後は、腕の出番。まだまだ練習中のパックラフティングだけど、波立つ湖面でも流されずに進むことができるようになってきた

パックラフトを出すキャンプ場に到着。その頃には雨もあがり桧原湖越しに雄大な磐梯山が顔をのぞかせてくれた
(※パックラフトを出艇するためには事前にキャンプ場の許諾が必要です)

普段、地面を歩いて生活しているヒトにとって、水面を漕いで進むという非日常感もこのアクティビティの楽しいところ。肩や腕、そして腰の回転も必要なので2、3時間漕いでいるだけで、いつの間にかとてもいい上半身エクササイズにもなる

島に囲まれた入江に入ると水面は一転穏やかに。歩いてきた吊り橋の下もくぐり、静寂な森の中で冒険気分を味わいながクルーズすることができる

磐梯山と桧原湖の火山がつくりあげた雄大な景色。風景画の一部になりながら自然のスケールの大きさ、懐の深さを存分に感じる大切な時間

漕いで、漕いで、キャンプ場へ

競っていたわけではないけど、2人で前後しながら漕いでいるうちに予定よりも随分早く進んでいた。少し寄り道をして、入りくんだ入江で冒険気分を味わったり、陸に上がって珈琲ブレイクしたりと気ままな時間を過ごしていると、気がつけば陽も傾き始めていた。再び湖面を漕ぎ進みながら、早朝ハイキングをはじめたキャンプ場が見えた時には「戻って来た〜!」と何か達成感のようなものが湧き上がってきた。陸に上がればそこはトレーラーハウスの目の前。留守番させていたeKクロスが出迎えてくれた。朝から晩まで本当によく遊んでおしゃべりした1日。やっぱりアウトドアでのアクティビティは心を解放させてくれる。「1杯だけお茶して温泉行こう」と座ったデッキで1日の思い出話しをしているうちに、いつの間にか時間は過ぎ、すっかり夜になっていた。

トレーラーハウスに戻り、温泉タイムの前にあったかいスープでちょっと一息。腰を下ろして2人から最初に出た言葉は「楽しかったね〜また来よう!」

パックラフトを岸につけて休憩タイム。保温ボトルに入れてきたあったかい珈琲で一息ついたら身体が冷える前に再出発!

キャンプ場が見えた!朝から始まったHIKE&PADDLEの旅の軌跡が陸上と水上を通って間も無くループ状につながろうとしている

キャンプ場がある湖畔に着きクールダウンしている間に陽も沈みはじめた。湖面に反射する夕陽、そのキャンバスに浮かぶ島のシルエット、一日の締めくくりには最高のシチュエーションが待っていた

今日一日の軌跡を見ながら振り返り。GPSアプリは、登山ルートで使うことが多いけど、コースタイムも道標もない水上でルートや居場所を確認する必要があるパックラフティングでも、その力を発揮してくれる

今回登場した車種
eKクロス (T 4WD)
●全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1660
●室内長×室内幅×室内高(mm):2065×1340×1270
●車両重量(kg):920
●エンジン種類:DOHC 12バルブ・3気筒
●総排気量(L):0.659
●最高出力(kW[PS]/rpm):47[64]/5600
●最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):100[10.2]/2400~4000
●変速機形式:CVT(自動無段変速機)
●駆動方式:4WD
●タイヤ・サイズ:165/55R15
●JC08 モード燃費(km/L):22.8
メーカー希望小売価格:1,798,500円 (消費税抜価格:1,635,000円)
ボディカラー:ナチュラルアイボリーメタリック/サンシャインオレンジ (82,500円)
撮影車両はオプション装着車
メーカーOP:ルーフレール(27,500円) プレミアムインテリアパッケージ(55,000円)
先進安全パッケージ (93,500円) + 先進快適パッケージ (71,500円)

撮影協力 株式会社エイアンドエフ スポルティバジャパン株式会社 カリマーインターナショナル株式会社 アウトドアスポーツクラブ バックス/ En café(えんカフェ) レイクランドヒバラ 松原キャンプ場

eKクロス
TOPの戻る